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鍵のかかる部屋

「作者の多彩豊穣な才能にあなたも驚かされるでしょう」

財務省のエリート官吏と少女の密室の中での秘められた遊戯ーーー戦後の混乱期における一青年の内面と行動を描く表題作。他に悪絵の情熱に憑かれたひとりの貴族の生涯「怪物」、旅する青年に託した作者自身の私的表白「死の島」、彫像の美に憑かれた死の淵の老博士を描く「美神」など、少年期から晩年にかけての絢爛多彩な短編12編。

著者  三島由紀夫        全280ページ  カテゴリー(純文学)


 レビュー(お客様の声)

年代も様々、文体も様々、題材も様々で楽しめる短編集でした。

最後の短編は楯の会での出来事とされており、レポートの様な感想の様な異色作であると思います。

個人的な妄想も手伝ってか読み進めるにつけ、悲劇の予感・恐れを感じた1冊でした。 

¥590

  • 在庫切れ

人妻園子が落ちた禁断の愛

奔放で妖艶な、年下の光子は、異性の愛人とも交際を続け、園子を苦しめる。

お互いを縛る情欲の絡み合いは、園子の夫をも巻き込み、破滅へ加速する。

著者  谷崎潤一郎        全272ページ カテゴリー(純文学)


 レビュー(お客様の声)
全編を通して改行がほとんどなく、告白体で、その上大阪弁で書かれている。そのため慣れていなければとても読みにくい。

関東生まれであるものの、関西に移住し、その文化に感化された谷崎の人生を表しているように感じた。

光子に魅了され、翻弄され、破滅の道へと突き進む物語は、読む者を選ぶだろう。

しかし、耽美派・谷崎の美しい文体を味わうには、適した小説であるといえる。

¥490

  • 在庫切れ

スイッチを押すとき

「非情にあらがう少年少女」

青少年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。ここでは4人の少年少女に、自らの命を絶つ”赤いスイッチ”を持たせ、実験をしていた。極限状態で軟禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は”7年間もスイッチを押さない”という異例の子供だったのだ。彼らが行きたいと願うその理由を聞き、南たちはだ出をはかるが、そこには非常な運命が待ち受けておりー

著者  山田悠介        全373ページ          カテゴリー(ファンタジー)


レビュー(お客様の声)

子供の自殺のプロセスを解明するために10歳の子供を大量に国で監禁して自殺させるという設定には正直うまく飲み込めないところもありますが、とても考えさせてくれる作品でした。また何回でも読みたいです。

649円(定価)から30%OFF

¥454

  • 在庫切れ

夢をかなえるゾウ

「お前なぁ、このままやったら2000%成功できひんで」

目が覚めると枕もとにへんなのがいる。長い鼻、ぼってりとしたお腹、4本の腕-何台コイツは!?夢をなくしたサラリーマンと関西弁のゾウの神様が繰り広げる「笑えて」「泣けて」「タメになる」エンターテインメント

著者 水野敬也        全352ページ   カテゴリー(コメディー)


 レビュー(お客様の声)

内容は中盤までコメディカルに書かれていますが、終盤での言葉が重い・・・。

すべてをセリフに凝縮させていますが、ここが一番大事というものをガネーシャがどこか寂し気に語っています。

「それがすべてやからな」と突きつけられる非常に心を揺さぶられる本でした。

やはり行動が大事!

1760円(定価)から20%OFF

¥1,408

  • 在庫切れ

君の膵臓をたべたい

「読後、あなたはきっとこのタイトルに涙する」

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

それは、クラスメイトである山内咲良が密かに綴っていた日記帳だった。

そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた...。

著者  住野よる        全281ページ   カテゴリー(ノベライズ)


 レビュー(お客様の声)

終わりの始まりの、せつなさ。でもとても強いお話でした。共感しやすさといったら私が最近読んだ現代小説では群を抜いていると思いました。

1540円(定価)から10%OFF

¥1,386

  • 在庫切れ

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